山形建築研究所-BLOG-休憩室

ここは建築設計事務所-山形建築研究所の休憩室です。 ・・・・・・・ちょっとひと休みしていきませんか?

草木萠動

先日の<浅黄幕>の記事でお伝えした現場では本日、3月1日から本格的に工事着手、杭打ち工事が始まりました。

杭の種類は先端羽根付き鋼管杭、杭長4.5メートル、杭径は約160ミリから約260ミリまで、合計22本を打設していきます。
杭の先端についているスクリューのような羽根を回転させながら地盤へ貫入するという施工方法。従来の杭に比べて低騒音、低振動で残土も出ないという工法です。

現場で試験杭打設の立ち会い検査です。地盤調査報告から想定される支持地盤へ杭が達しているか否かを確認することが最も重要なこと。
打設に関するいくつかの数値を目でみて確認することは勿論ですが、実際に打設されるときに聞こえてくる音を自分の耳で確認することも大切なことだと思っています。

そんな始まったばかりの現場から竣工する現場へと、<完了検査>でお伝えしたグループホームの現場へ。竣工した建物の引渡し、取扱い説明へ

建物の鍵、竣工図書をクライアントへと。それまで呼んでいた<現場>ではなくなって新しい名称へかわっていきます。

「草木萠動(そうもくもえうごく)」 草木が芽生える頃、暖かな春の訪れと云った感。(^^)v


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