山形建築研究所-BLOG-休憩室

ここは建築設計事務所-山形建築研究所の休憩室です。 ・・・・・・・ちょっとひと休みしていきませんか?

オープンオフィス

街並みにこぼれる緑

槿(むくげ)の花 GRⅢ 暑い日が続く宇都宮界隈、朝夕の散歩では路地の日影を探して歩くようにしています。(^^;) そんな散歩の道すがらに思ったことを・・・ 庭に植えられた緑はその家のものですが、同時に家の前を通る人たちに対しての緑でもあります。 家の…

木のどこがいいの?

先週、お邪魔した<高林のすまい> 杉のフローリングの上で暮らすご家族の様子を拝見させて頂いて・・・ どうして木がいいの 木材という材料は洋の東西古今を問わず古くから慣れ親しんできた材料です。 「気持ちがいい」「ぬくもりがある」「親しみやすい」…

外と内をつなぐ

日本の住宅の特徴は縁側や土間、庇など室内と室外の間につなぎ目となる中間的な空間があることだといわれています。 深い庇は強い日射しや雨から屋内空間を守り陰影のある美しい立面を形成しています。 土間や縁側は室内と室外空間を、あるときは繋ぎ、ある…

寝苦しい夜でも・・・

東日本大震災の後、しばらく計画停電が行われました。 今までは<停電>そのものが遠い記憶の中のものだったのに、日常の中で電気が止まるという現実に誰もが直面することになりました。 電気が止まってしまうと、なんにも出来ないということに気付かされた…

よそ見しながら・・・

今日は、一日事務所のなかでモニターを眺めながら<カチカチ>と・・・ でも、ずっとそんな作業を続けているわけでもなくて、時には流れてくるラジオに耳を傾けたり、外の様子を気にしたり、 決して継続的に作業をしているわけでもないようで・・・まあ、時…

通風をデザインする!

今日は(も)一日、事務所でマウスをポチポチと・・・写真もここのところ撮れない日が続いてしまって、 ブログネタにも困って、そんな時は、困ったときの<オープンオフィス>ということで。(^^; 通風をデザインする!と題して。(^^) 通風の目的は、熱気の排…

開口部の役割って・・・?<続編>

忘れないうちに・・・開口部の役割って・・・?<続編> 開口部の日射遮蔽について。(^^) ちょっと<かたい>話になりますが、ご興味のある方、よろしくおつき合い願います。 「躯体と開口部の断熱・気密性を高める」という意識は近年高まっているが、 断熱…

開口部の役割って・・・?

しばらくご無沙汰していた<オープンオフィス>ですが、思い出したように・・・ 数回に分けて、開口部に関するテーマで。 開口部は、居住快適性と省エネルギー性の両立を図るうえで最も弱点となりやすい個所。 冬期にはダウンドラフト、結露、隙間風など、夏…

地震に耐える住まい

梅雨明けしたというわりには、はっきりしない天気が続く我が街。 明日から8月というのに、このまま夏が終わってしまうのではと・・・ そんなことを思いながら、朝の散歩での2点・・・ 一方、事務所では長期優良住宅の認定申請にむけての作業が進行中! 長期…

ただ広いだけでは?

ちょっと間があいてしまいましたが、今日は、前回の『居間は広く!』の続きで・・・ あれこれ工夫をして、居間に広さを確保することが出来ると、それだけで、居間の使い勝手にゆとりが出てくる。 でも、ただ広いだけで満足していてはいけません! というのは…

居間は広く!

部屋数の多さより、広い部屋を手に入れたほうが豊かさへの近道になる といっても、どの部屋も十分な広さを取れるほどの余裕がないのが現実。 じゃ、どうする?となれば、広くしたことによって最も効果が現れてくる部屋 それは、居間・リビングルームを広くす…

住まいの広さって?

敷地の規模や資金、といった歯止めがなかったら「住まい」はいったいどれくらいの広さがあれば満足できるのか? 昔から、「立って半畳、寝て一畳」あれば十分ともいうが これは、わずかなスペースで用が足りるよ、という例えで、現実味のある数字ではない。 …

人の暮らしは様々・・・

自分たち家族は、一体どんな暮らし方を望んでいるのか?・・・と考えてみる手がかりは 毎日どんなふうに過ごしているか、じっくり観察してみることにあるようです。 実際には、家族の数だけ暮らし方「ライフスタイル」の違いがあり 同じ家族でも、年月という…

5年後の暮らし

こんな暮らしをしたい、とイメージを固めるためには、近い将来、私たち家族の暮らしは どうなっているかな、などとある程度の予測を立ててみることが必要! 子供を例に考えてみると変化の具合がわかりやすくなる。 5年という時間がたつと、例えば生まれたば…

間取りはパズル?

日本人にとっては、身近に「畳」という部屋の広さを思い浮かべることができる 「単位」があるので部屋の広さを畳数に置き換えて表す習慣がある。 例えば、実際に畳を敷いてないリビングルームや個室でも12畳とか4.5畳などと表現する。 それは、例えば「8畳…

ユニバーサルデザイン

妻の職場では、毎週水曜日、朝礼の時間に順番で<3分間スピーチ>をやっているとのこと。 テーマを選び、原稿・資料の作成のうえ、スピーチをするのですが!・・・これが、なかなか大変で、家中大騒ぎ! 悩んだあげくに選んだテーマは<ユニバーサルデザイ…

二世帯住宅のすすめ!

今日、相談に見えた方は現在、<土地探し>真っ最中とのこと。 ・・・なかなか、手頃で、いい物件がなくて・・・という事なので <二世帯で住んでみては?>なんて話をしたのですが・・・ ということで、今日のテーマは<二世帯住宅> 二世帯住宅とは、読ん…

<ローコスト住宅>って?

住まいをつくるのは一生の大仕事!大金をはたき、先行き不安なご時世にローンを組んでの計画です 同じ費用なら少しでも良いものを、同じ仕様なら少しでも安いものをと願うのは誰しも同じ事 しかし、安くて良い物がなかなか存在しないのは、どこの世界でも同…

子供は子供部屋で何をしている?・・・続編

どうして大部分の親が子供に子供部屋を持たせているのでしょうか?その答えのほとんどが『勉強に身が入るから』でしょう。 というのはやはり東大をトップとする確固たる学歴社会があるし、それが当たり前の事として、いい学校に入った人はいい会社に就職でき…

<見積書>の怪

<坪単価の謎>の続編、<見積書>の怪 設計業界と施工業界は、同意の上で設計図に基づくこまやかな見積書を交わして値段と性能の設定をすることになっている。 使う鉄筋一本一本拾えるように図面をできるだけ詳細に書き、図面で書き切れない部分は特記仕様…

<坪単価>の謎・・・

家を建てようと考えている方の、ほぼ全員の方々が、実際の価格より安く建つと思い込んでいる。 または、思い込みたがっている。それに対して、こちら側(設計者、施工者)は実際の価格の動きをよく知っていること 設計を少し自由にやりたいから、ギリギリよ…

設計者を決める前に・・・

それじゃどんな建築家に頼んだらいいのか・・・の続編! 住み手のことを考えて設計してくれる建築家という職業があるという。それじゃあ、そういう人を捜して、依頼して、それで幸せに家が建つ・・・・・・と、まさかそんなふうに考えていないでしょうね? …

建築家ってなにする人?

明治以降の近代化の中で設計を専業にする建築家と、施工をする施工者というものを分けなければならないということになり、工部工学校(後の東京大学工学部)に造家学科をつくった。 その第1期卒業生が、東京駅を設計した辰野金吾、赤坂迎賓館を設計した片山…

すぐに住めます!建売住宅

1945年以降の国の政策で、日本国民は自分で土地を入手し、自分で方眼紙に間取り図を書き 自分で工務店を探して家を建てるという苦行をしいられるようになった。 国が面倒みてくれないとなれば、民間の産業が登場してくるのは当然で 最初は土地を斡旋する不動…

街並み・・・って?

二荒山神社前に計画高層マンションをめぐる景観論争は宇都宮地裁の判決によって、ひと区切りついたかたちになった そこで、街並み、景観について一言・・・ 景観の話になると、ヨーロッパの街並みと日本の街並みが比較されるけれど、両者の差の根底にあるも…

住宅展示場で貴方がみるものは?

これから家を建てようとする人たちは、住宅展示場巡りから始めるのがお約束。 そこに行けば各社の新製品全部揃っていて、比較検討するにはもってこい。さらに、中に入って実際に見る事ができ、営業マンが懇切丁寧に説明してくれて、子供にはお土産くれるは、…

大工から工務店へ・・・

昔、村では、結・講といった共同組織があって、家をつくる順番が決まっていた。 村有林で木材を切り、乾かし、柱、梁を全員で組み上げ、畑の土で粗壁(あらかべ)をこね、茅場で茅を刈り皆で、屋根葺き・・・そんな家づくりの形態があった。 町場では、大体…

誰が家を建ててくれるの?

オープンオフィスを始めたのをきっかけに、住まいづくりに関するあれこれを思うままに書き綴ってみようと思います。 プロローグは「誰が家を建ててくれるの」から 「だからね、私が家を作るわけじゃないんです。家は大工さんや工務店が建ててくれるんですよ…

オープンオフィス

建築設計事務所に訪れる方々から 「設計事務所は敷居が高い」と 私としては決してそんなつもりは無いのですが どうも、それが現実のようで・・・ また、住まいの事について適切なアドバイスができる方がいないのも現実で、偏った意見が飛び交い、一体なにが…